日比谷花壇本社
シニアデザイナー
来本曜世(くるもと てるよ)
ドイツ留学時代、師と仰いだペーター・アスマン氏の「我々の仕事は、自然界に存在するものをより美しいものへと変えることだ」という言葉に感銘を受け、独自の来本デザインを希求。帰国後、日比谷花壇に入社。ウエディングやパーティ装花を経験した後、ハウスウエディングの監修を担当するなど、その抜群のセンスを遺憾なく発揮してきた。また、社外においても、その創造性は高く評価され、ポスターをはじめとする広告媒体への作品提供、大手商業施設館内のシーズナル装飾など、"Business to Business"の分野においてもマルチな活躍を続けている。
みなさま、こんにちは。
まだまだ寒さの続く3月、
あたたかい春まではもう少し!
さむがりの私としてはあたたかい太陽が待ち遠しいところなのですが、同時に春のお花たちと会えなくなってしまうことがさみしいところもあります。
意外と企画等々でデスクワークのほうが多いわたくしなのですが、今年の春はたくさんの花々をアレンジできた気がしております。こちらの写真はブーケを制作するところ。いまはブライダルのお仕事から離れ、特注の依頼しか受けてないのですが、今年は久々にいくつか作らせていただきました。
やっぱり、春のブーケは楽しい!香りも色も花々も、この時期にしか出会えないものばかりで、花嫁さまとドレスに合わせて最良の取り合わせを考えるのは至福の時間。こちらはやさしいトーンのブーケで、ラナンキュラスとチューリップ、ライラックのブーケ。
挙式ブーケも白グリーンとは限りません。わたくしは「主役の花嫁さまを最大限に美しく見せるお手伝いを!」を現場にいたころから一番に考えていた気がします。今回はライトトーンの花々をあつめて。なんとなく今回の花嫁さまを創造すると、白やグリーンのお花より、微笑んでるような…愛想のある、優しい色目の満開な花々が似合うような気がして。 2月に作らせていただいたこちらのブーケはいつもお世話になっている美容師さんへ。それぞれ個性的な花たちを集めて白グリーンに、パープルカラーの複色チューリップとアルテルナンテラをあしらったブーケ。
2月に作らせていただいたこちらのブーケはいつもお世話になっている美容師さんへ。それぞれ個性的な花たちを集めて白グリーンに、パープルカラーの複色チューリップとアルテルナンテラをあしらったブーケ。
どれも春だから作ることのできたブーケ。
わたくしのほうが楽しんでしまいました!チューリップやラナンキュラス、アネモネ、スイートピー。春のお花を楽しめるのは3月いっぱいまで!
今シーズンも終盤にさしかかった春の花たち。
あとどれだけ一緒に過ごせるか、
どの花でお家を飾ろうかと常々考えています。
今朝はパンジーとアネモネをアレンジして、
朝ごはん代わりに「桜スイーツ」を頂きました。
欲張りな私は、過ぎ去る花々にも後ろ髪ひかれつつ、晩春の路上のサクラたちが咲くのを待ち焦がれて、テーブルの上はこんな感じに!笑!
おかげで朝からテンションあがり、
こころはあたたかくお勤めに!
みなさまも春のお花から、たくさんパワーを頂き、
楽しい春、おすごしくださいませ!
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